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「キラー・ヴァージンロード」 試写会に行ってきた。 
2009.09.11.Fri [ 日々の徒然。
久々に「当たった&時間の都合がついた」が重なって試写会に行ったわけですが・・・

キラー・ヴァージンロード

・・・・開始10分で、帰りたくなった。
DVDで観てるならまだしも、なかなか抜けられない状況だったのがきつい。

笑いを強制される時間が、こんなにも辛いものだったとは・・・

最初に言っておきますが、たぶん私がネット上でこういう風に何か感想を書き始めて以来の、映画に関する酷評だと思います。

そもそも、見る人の感性によって、その日の体調や観ている状況によってすら映画を観たときの感想なんて違うでしょうし。
大部分の人に受け容れられなくても、がっつり「ある方面へ」向けられている作品がその人たちの中で最高!ブラヴォ!!なものだったらそれはそれで良いでしょうし。
とにかく、自分が観てどう思ったかは別として他人にまでとやかく言うつもりはないんですが、今回はかなり大掛かりに宣伝しているのを見かけていたので、少なくとも趣味の合う友人が観にいくと言ったら止めるなぁ。という意味で辛口に行きます。


なんというか、あまり親しくもない知り合いの愚痴や自慢話や面白い(と本人は思っている)話や良い(と本人は思っている)話を、一方的に延々聞かされてぐったり疲れて帰ってきたかんじ。
とにかく、疲れたんだ・・・・
映像って、一方的に発信しているんじゃなくて、やっぱり観ている人を念頭に置いてのキャッチボール・コミュニケーションなんだなぁと改めて思った。
一方的に「ほら、面白いでしょ!」「どうだ、ここで笑え!!」ってどんどん突きつけられても疲れる。それが笑えないと、「寒い・痛い」のは一瞬なんだけど、続くとやはり辛いとしか言いようがない。

笑いのツボもなんですが、「ここで笑え!」と言わんばかりの演出(音楽や間)も・・・駄目だ。合わない。突然出てくるミュージカルも突飛すぎて意味がわからんだけならいいが、下手に意味を持たせようとして逆に気持ち悪い。それをわかっていますよと言わんばかりの、引き方にも冷める。

えーと。例えば「舞妓はーん」な映画で、ガンガンくるものが全て笑えない上に、話自体にも引き込まれないかんじ。です、既存のもので私が伝えるとすると。

たまーに自分には突き刺さらなくても、概ね人を笑わせる・劇場にすかっと笑いを巻き起こす三谷さんやクドカンはすごいんだなぁ!と思った。
きっと、自信があってガーンと「面白いだろ!」っていう気持ちもあるんだろうけど、それ以上に自分の作り出したものを冷静に・客観的に観ている部分があるんだろうな。
笑いって、本当に難しい。
100%当てるなんて出来なくて、5割・・・いや3割も当てたら強打者だよね。

そもそも、「死体を隠す」というのが大筋なのに、死体が見つかりそうになってドキドキして「いやー!見つからないで!!」とか、無事死体を処理できて「よかった・・・後は幸せに・・・」とか全く思えない(共感できない)のがきっつい。
もちろん、実際に同じ立ち場になったらそうは言えないと思うのですが、思わず「さっさと警察行っておきなよ・・・」と溜息ついてしまう。
そもそも、殺してしまうのが偶然・・・というか思い切りギャグなので。
でも、やっぱり殺人なのは事実じゃないすか。
そこに重みがいっさいなくて、さらにそこから死体を隠すのを全篇コメディで行かれちゃうとな。少なくとも、私は笑えなかった。
もちろん、要所要所で笑っている方はいらっしゃいましたよ!なんといっても、俳優陣は頑張ってましたから。それだけは保障する。

キャストは豪華&好きな人ばかりでした。
特に、木村佳乃さんは、本当に素晴らしい女優さんだなと思った。この方の舞台やミュージカル観て見たい!!彼女の熱演でついつい笑ってしまったシーンはいくつもありました。足が美しいvvそして演技も迫力で、かっこいい!!強引に笑いに持っていかれた。
樹里ちゃんも好きですが、こういう役からはそろそろ脱却した方がいいんじゃ?とも思った。どうしてものだめに見える。「ラスト・フレンズ」の硬質な役なんて「こんな演技も出来るんだ!」と震えがきたのに。
北村(総一郎)さんのおじいちゃんはめっちゃ可愛かったし、北村(一輝)さんにはきゅんきゅんきた。あと、田中圭さんも好きなんですよね・・・上手い。でも、どのオチにも「ほお!」とは思ってもぐっとはこなかった。

「死体を隠してまで結婚式を挙げたい」理由がおじいちゃんオンリーなのも・・・よくわからない。
もちろん、意味がわからないわけではないけどそれだけでは共感できないという意味でね。
敢えてなのでしょうか。両親も、結婚相手も全く存在感なし。
これ、女性が作ってたらこうはならないと思うんだけど・・・・?
なんで「笑い」をメインにするのに自分サイドじゃなくて女性にしたんだろう。と疑問に思います。
『相手はどうでもよくて、とにかく結婚したい女性』を描かれても、皮肉にしか思えないんですけど・・しかも、理由にいつも自分を受け容れてくれたおじいちゃんだけ持ってこられても感動はしないだろ。
ドジでとろくさくて人に馬鹿にされていることが強調されているんですが、かといって人より先に幸せな結婚できないと自分が可哀想。って言われてもな・・・もっと中身が見えないと、何にも思えない。
結婚したいとにかく!な姿が、生々しくエゴイスティックに描かれていたほうが、まだしも共感はできた、たぶん。

これ以上本筋に触れないで書いていても単なる愚痴になってしまので、続きはネタバレ込みでいきます。
あ。バイクで疾走するウェディング姿の花嫁っていうのは良い絵柄ですよね!!それはいいなーと思いました。

もうひとつ。
「死体を隠す」映画、いくらでも面白いのあるでしょ。と考えて一番に思いついたのが「ボルベール<帰郷>」・・・あれも、女性メインだったからかな?
こちらは主人公の娘が義父を殺してしまうのですが、「そりゃ、殺すよな・・・」と女性なら深く頷く理由になっております(と言ったら大体わかりますよね)。そしてここからがメインで、「死体が傍にあっても、お腹はすくし人間笑える」んだなぁ・・・と思う、秘密を共有して絆を新たにしていく女性達の強さ・明るさ・たくましさがぐっとくる映画でした。
さらには、主人公の両親の話もつながっていって、とにかく「見つからないで!」そして「もういいよ、みんなで幸せになってくれ・・・」と思えた。スペイン人の笑いは若干よくわからないところもありましたが、逆に歌は全てを伝えるなぁと涙するほどに良い劇中歌が入ってました。おすすめ!!
ここから完全にネタバレ。一番大きなオチまではっきり書いてます。
反転もしてませんのでご注意。








主人公が誤って殺してしまう(落ちてくるハサミを払おうとして、逆に上からぐっさり刺しちゃう。思い切りギャグシーン。想像すると怖いけど。)アパートの大家さん・・・初っ端からすぐにわかるのですが、主人公のストーカーです。隣人権限を駆使した写真がいっぱい。自分が彼女と結婚する気満々。
しかし、変態だからと言って殺していいということにはなるまいよ。

そして実は、この大家さん、間一髪で生きてます(笑)
あれだけトランクに入れられ川を渡り連れまわされていて生きてるって、ご都合主義とはいえ、笑いメインの映画としてはありだと思うんですよ。むしろ良かったと思った。

たーだー!!

さらにもうひとつオチがありまして。

冒頭に、白い手袋をはめてお人形のぱんつを脱がせてハァハァしている人(他にもオタク的モチーフが色々)が出てくるんですが、これ、実は完璧だと思っていた結婚相手その人だという。
いやまぁ、それもね。
大家さんじゃないだろうと思っていたからどうでもいいんですけど。そもそも、新郎に思い入れあるように描いてないし。
しっかし、最後また新婚旅行中に誤って彼を殺しちゃう(*もちろんギャグ調に)ってどうよー!
あ、主人公は彼がそういう人だとわかってからそうしたわけではありません。あくまでも、偶然。
そう来るだろうなーと展開が読めてからは、思わず溜息でした。

だから、変態なら殺してもいいというわけではなかろうよ。
そして、殺したのに悪意がなければいいというもんでもない。

いっちばん最後は、スーツケースに彼の死体を詰めた主人公が「今度は何が起こるかなー!」とだんだん嬉しくなってスキップしながら終わるのでした・・・

ふ ざ け ん な ・・・・!!!

シュールを狙ってるのかーー!?
自己満足としか思えなかったな私は。

一言で言うと、疲れたし見なければよかったなと思った。
例えば意味がわからなくても「私にはわからなくても、考える人にとっては面白いだろうな」とか、笑いのツボが外れていても「あああ、でもツボに入ったら笑えるだろうな」とか思うものですが、今回はそうは思えなかった。ぎゅっと詰まったものが、何も感じられなかったから。

私はお金払わないで見ましたが、むしろ帰りに協賛会社のドリンクもらって帰りましたが、それでも「ああああ」ってなった。これは久々の感覚。大々的に宣伝しているから余計にそう思うのかもしれませんが・・・あまりないことなので、逆に書いておこうと思いました。さすがに眠い、今。
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