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『鍵』『窓』/乃南アサ 
2006.11.17.Fri [ 小説
鍵
乃南 アサ (1996/12)
講談社

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窓
乃南 アサ (1999/07)
講談社

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高校2年生の麻里子のカバンに、知らぬ間に1つの鍵が押しこめられた──。
近所で連続して起きる通り魔事件は、ついに殺人にまでエスカレート。
父も母もいなくなった障害を持つ女子高生と、その面倒を見なければいけなくなった兄や姉との心の通い合いをも見事に描いた、新直木賞作家の泣ける名作ミステリー。



某チャットでお勧めされたこの作品・・・実家にあった!!
ということでちょっと前に読んだのですが、とても面白かった。

10年以上も前の作品だとはとても思えないほど鮮やかに、現在にも通ずる家族・社会の問題が浮き彫りにされています。

かと言ってそれが前面に出て重苦しく描かれるのではなく、ミステリ要素が絡みながらも要所要所でぐさっと言葉が突き刺さり、ページをめくる手が止まらぬままラストは爽やかな読後感で締めくくられます。
作家というのは、すごい人達だなぁ・・・!

ポケベルに公衆電話が出てくる部分や、今だったら「引きこもり」と当てられるだろう言葉に「閉じこもり」と出てくるところに時代を感じるのですが、逆に言うとそんなシーンが出てこないと昔の作品だとは気付けない。
時代を「読む」力に思わず唸りました。

うちの母親が、「このシリーズはもう一冊続きがあるはず!!」と言い張るのですが見つからない・・・題名すらもわからないのに無理だよー!!
ほ、本当にあるんでしょうか??>私信

そして「お兄ちゃんがカッコイイのよ!」(←この言い方に非常に血縁関係を感じる)と言っていた母、確かに気持ちはわかるけどお兄ちゃん1作目ではいわゆるひとつのニートなんですよいいの?
私はお兄ちゃんの友人、川村さんのが骨太そうで好きでした(笑)
テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
『鍵』『窓』/乃南アサへのコメント
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ミステリーではなくてミステリじゃあないんですか ? ダヴィンチ・コートみたいなのが(よんだこと無いけど , 知人談)ミステリーでアガサ・クリスティーとかがミステリ何じゃあないんですか ?

とミステリマニアが一般常識でないことを既に常識のように語った後で .

ミステリは良いですよね , あの「後半への期待感」を掻き立てるジャンルはミステリだけなので .

あとミステリだと京極夏彦や「黒い水脈-三大奇書といったほうが有名か ? -」も良いと思います ,

作風を語ると , 前者は重苦しい話が続く物の後味を余り悪くさせないように最後の方での配慮がしてあります .

後者は「サッパリ分け分らん」と思いますが .

- from F -

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>ミステリーではなくてミステリ
ほえ?私なんか言ったけ??と思ったらカテゴリのところですね。
これはFC2に記事を上げる時のカテゴリ分けなので私は関知しておりませんσ(^_^;)

ミステリー=mistery:[不思議・謎]ということで、直訳的には解明されていない謎(例えばダ・ヴィンチの謎など)を表しているかと思われますが、日本の推理小説界としては「推理小説=ミステリー」と呼んで来たのが普通な気がします。

クリスティーなんて、諸に「ミステリー」でしたね。
時代の変遷と共に最近はおしゃれに「ミステリ」と呼ぶようになったわねvというかんじで、両者は同じものを指しているのではないかと思います。
そこらへん、詳しくはないのでググってみてください(笑)

私のイメージでは、昔は「ミステリー」と呼んでいた海外小説なんかが、現在では幅広いジャンルを含めて「ミステリ」と呼ばれているようなイメージです。

三大奇書は、「黒死館…」に「ドグラ・マグラ」に「虚無…」ですね。私は、ドグラマグラちょっと読んだだけで、あーもういいや。と思いました。

所謂、新本格派と呼ばれる方々は後書きなんかで↑これらに触れられてることが多い気がするのですが、私はちょっと駄目・・・というか今読む気がしませんでした。根性が足りないので(汗)
『影響を受けた現代のもの』なら許容範囲なのですが。

- from 水瀬 涼 -

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登場してくるのは両親を亡くし、 まじめな姉、何を考えているかよくわからない兄と暮らす、 耳に障害がある高校生・麻里子。 同級生の友人、刑事をしている兄の友人も登場する。 麻里子のカバンにある日1つの鍵が入っていた。 この鍵をめぐって殺人事件にまで発展してい
2006.12.07.Thu .No566 / 無節操読み散らし日記 / PAGE TOP△
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