ADMIN MENU ≫ | IMAGE | WRITES | ADMIN
スポンサーサイト 
--.--.--.-- [ スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
映画「どろろ」 
2007.02.22.Thu [ 映画
レディースデーで「どろろ」見てきました。(*公式サイト

醍醐影光は自らの野望を叶えるため、四十八体の魔物を封印する地獄堂で禁忌の契約を交わす。
やがて生まれてくる我が子を四十八体の魔物へ捧げ、その見返りとして「力」を手にしたのだ。
かくして赤ん坊は、目・耳・口・手足はおろか、五臓六腑に至るまで、ありとあらゆる身体の部位を奪われた悲運の子として生まれた。



なかなか面白かったです。
私はアクションシーンには詳しくないですし、そこまで好きなわけでもないのでその辺りは置いておいて。
個人的には、対魔物よりも人間同士の戦い・殺陣部分の方が素直に格好良かったな。

設定そのもの、ストーリー展開そのものが様々な矛盾や皮肉を内包しつつも生きるエネルギーに満ちていてものっすごく胸に迫りました。これはスゴイ。
私は、原作は少し知識がある程度で読んでいないのですが、だからこそ観て良かったなぁと思いました。
原作を読んでいると気になるところが出てくるのかもしれませんが、未読の方にはお勧めです。これは原作、読みたくなる。

原作は「室町時代」だそうですが、映画では『どの世界のどの時代のどこか』はわからない設定になっています。
日本に似たどこか。ということで建物や衣装など和をベースにオリエンタルな雰囲気。
広がる荒野や岩が建ち並ぶ異形の丘など、異世界のように感じる風景(ニュージーランドだそうですが)も雰囲気に合ってました。

映像もなんだか変わっていたな~よくわからないんですが。
すこし紗がかったような、ざらっとした質感で、黒と赤が濃いの。
冒頭などは、特に意識してつくられたんでしょうか。
セピアな色彩の中で赤だけがくっきりした中でどろろが登場したり、黄色だけが浮き上がるなかで踊り子達が妖艶に踊り出したりと、印象深かったです。
ちなみに、かなりグロい設定や描写が出てくるのですが、この映像の質感と「つくりもの感」で(血なども絵の具っぽい)緩和されてます。

役者さん、妻夫木聡=百鬼丸・柴咲コウ=どろろ・中井貴一=醍醐影光しか知らないで行ったのですが豪華でしたよ~!!

琵琶法師の中村嘉津夫さんとか、百鬼丸の義父が原田芳雄さんとか、ものすごく良かった。
そして多宝丸が出てきた時「ぎゃーこの声瑛太じゃん!!」って興奮しました。可愛い。
そもそも妻夫木くん大っ好きなので見に行ったのですが(笑)それを差し引いても役にぴったりで好演だと思いました。
あああもうっ・・・・格好良い・・・!!!!

どろろの柴咲さんも、少年役を妙齢の女性が演じるということで最初は違和感があったのですが、後半ではいいなぁと思いました。慣れですかね。

個人的に、微妙だなぁと思ったのは「音楽」
冒頭などはインパクトがあって引き込まれたのですが・・・どこでもかしこでもインパクトありすぎに感じた。

アクションシーンで盛り上がるところで、怒りを爆発させるところで、悲しみに沈むところで・・・なぜこの場面でこの音楽!?と違和感を感じるところが多すぎた。
一緒に見に行った人も言っていたのですが、中盤で魔物との戦いが続くところなんてなぜラテン・・・・??と気になって仕方がなかったです。

上手くはまるとすごく盛り上がるのですが、邪魔に感じるくらいだったら「音楽どんなのだったっけ?」と思い出せないほどに一体化している方が良いです。個性強すぎで音楽だけ出てくるよりは。

以下、内容に少し触れますので気になる方はご注意下さい。
父親によってその身体の四十八ヶ所を魔物に捧げられた・・・
生まれながらに全てを失い、全てに見捨てられた子。

しかしながら、その子は一人の呪医の手によって身体を手に入れる。
傷ついても瞬時に修復される、人ならぬ無敵の肉体を。

父親が魔物に我が子を捧げてまで手に入れようとした「力」以上のものを、全てを奪われた子が一介の人間の手によって手に入れる。その皮肉。

しかし、野望に満ちた者達が喉から手が出るほどに欲しいだろうその身体は彼には苦痛の源でしかなく、感情を失ったままに彼はただひたすら魔物を倒し身体を取り戻していく。

***

人として失ってはならないものを捧げながらも、欲するものを手に入れられなかった父。
何もかもを失いながらも、人としての生を求め続ける百鬼丸。

この対比がどうにも切なかったです。

最初に持っていたイメージは「全てを奪われた子が、自分を取り戻す旅」というものだったのですが、実際に観てみると、百鬼丸は逆に「持つ者」でもあり、それをひとつひとつ失って弱くなりながらもその代わりに別の何かを得ていく物語でもあるんだなと思いました。

魔物を倒し、身体が元に戻るにつれて、肉体は再生の利かない・痛みを知る「弱い」ものへと変わっていく。
この矛盾・・・個人的にはかなりの萌え・燃え!!でした。

なぜそうまでして「元の身体」を取り戻したいのか・・・?
この点を指摘しながら、二匹の魔物が問いかけるシーンは本当に切なかった。

そして、どろろと出会ったことで百鬼丸が少しずつ感情を取り戻し人としての強さを得ていくのがまた良いんですよ~♪

いつの間にか芽生えている二人の間の絆(この辺の深みがおそらく端折られているのは残念ではありますが)、お互いを想って「憎しみを捨てる」という選択をする二人、母の言葉を噛み締めながら涙を流すどろろと、ハッキリ形にはならないものの今後ラブロマンス要素も有りの展開なんだろうなぁと感じました。

というか、今日正に「続編2作撮影決定」のニュースを聞きました。
興行成績がまずまずだったということでしょうか?

この映画の終わり方、スッキリとまとまってはいるのですがちょっと父・醍醐の扱いが最後に弱くなったことも確か。
おそらく、原作ではこんなに綺麗な流れじゃないのではないのでしょうか・・・推測ですが。
続編がどうなるかなんだか予想がつかない感じです。

何はともあれ、悲しみに満ちているのにその中に力強さがある、設定とストーリーにはやられました。
隣の子なんかは泣いてましたよ。
私は今回は、涙は出ず(笑)

むしろ、アクションなんかの「間」では飽きる部分もあって、全体の流れとして『バブルでGO!』は弛みが全くない良質のエンタメだったなぁ~と見直したりしました。

***

手塚さんはスゴイなぁ・・・!!と唸りつつ、出演者の格好良さに惚れ惚れしつつ、楽しめた一作でしたv
テーマ:どろろ - ジャンル:映画
スポンサーサイト映画「どろろ」へのコメント
----

こんにちは~^^
私も水曜日にこの映画観てきました。

妻夫木くんの百鬼丸、かっこよかったでいねv-344
ここ二日ばかり娘と「つまぶっきー♪」ばっか言っとります。
なんともミーハーに親子です(笑)
あまり期待せずに観に行ったのですが見事にハマってしまいました。
なにげに続編が楽しみですvv

なんてタイムリーな!と嬉しくなったので思わずTBさせていただきました(笑)
もし不都合がありましたら言って下さいね~

- from はるる -

-->はるるさん--

はるるさんこんばんは~♪
わお!同じ日に観に行っていたのですねv
レディースデーに行ってしまうと、1800円で観る気がしなくなっちゃいますよねσ(^_^;)

妻夫木くんの百鬼丸、めちゃめちゃ格好良かったです~~O(≧▽≦)O
もう、ドキドキしちゃったですよv-343

最後のミスチル主題歌も素敵で、大満足で帰りました♪
「あと28体!」って続きやるのかね?と言いながら帰ってきたら、やっぱり続編決定!!
これはこれで綺麗にまとまっていると思うんですが、やっぱり観に行っちゃいそうです(笑)

TBありがとうございます~~♪
嬉しいです!!こちらからもさせていただきますねv

- from 水瀬 涼 -

   非公開コメント  
スポンサーサイト映画「どろろ」へのトラックバック
スポンサーサイト映画「どろろ」のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

水曜日に娘と観てきました~♪どろろ公式サイト「これって続編ありそうだよね~」と帰りながら話してたのですが・・・。どろろ続編60億円で連続製作へ…妻夫木&柴咲コンビも続投(スポーツ報知)やっぱりね~!でも3作
2007.02.23.Fri .No689 / 夢のつづき / PAGE TOP△
最新コメント(記事毎)
ブログ内検索
ワードハイライト
入力した単語をハイライトすることができます。
全ての記事を表示
counter
QRコード
QRコード

CopyRight 2006 二次元の恋人。 All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。