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「ラスト・イニング」/あさのあつこ | ||
2007.02.28.Wed [ 小説 ] | ||
読了しました~! 最終巻試合前の様子が描かれた短編が一編。 青波にきゅんv 残りは「バッテリー」のその後を、瑞垣視点で描いたもの。 横手メンバーの様子が中心で、巧や豪は少し出てくるのみです。 6巻では不明だった試合の結果は、さりげなく明らかになります。 一言でいえばもう、 瑞垣がぐるぐるしている話でした。 以下、少し内容に触れつつ感想続きます。 ・・・おかげで、同じ描写がぐるぐるしているなぁという印象もアリですσ(^_^;)
がしかし!!!! 個人的に、瑞垣がキャラとして本当に大好きなものでv(次点海音寺でお願いします)面白かったです。 なんでも小器用にできて、頭の回転早くて、ただ野球が好きだったのに、本当の天才を目にしてしまった為に劣等感に苛まれ、真面目な場面ではついつい茶化してしまう捻くれ者・瑞垣・・・好きだー!! 格好良いなーとぐっと来ちゃうんですが!! 瑞垣の妹の存在がまた、上手い。 そりゃこんな格好良いお兄ちゃんいたら密やかに自慢だろうなと。 彼女の抱える悩みと、それをさりげなくフォローする海音寺のエピソードもすごく良かったです。 海音寺良いよ海音寺O(≧▽≦)O 「逃げる余裕があるなら、逃げてしまえば良い」 には思わず頷いてしまった。 ちょっと文章中に、必ずとも必要とは思えない難しい単語が入っているのが気になったのですが、やっぱり中学の多感な時期などに読んで欲しいなぁと(偉そうですが)思いました。 貼られるレッテルも、決められた枠も、その時は世界の全てだけれどいつか外れてしまうもの。 外れればとっても楽になるし、逆に自分で選んで背負うものも多くなるのだと思います。ほんと。 で、その時に絶対に揺らがない夢中になれる「何か」があると、ものすごく強いんだろうなと。 それが「仕事」になるかはいざ知らず、趣味としてあるのも拠り所になると思う。 その何かが、どうしようもなく『野球』である物語なんだなと思いました。 どうやっても離れられない、出会ってしまったら止められない。 爽やかスポーツ小説というよりは、野性味溢れる恋愛小説のようです(笑) うーん、やっぱり面白かったな「バッテリー」。 ただ、巧&豪好きさんにはやっぱり続きが読みたい余計に気になる結果になるかもしれません。 そ、それで良いのか豪ちゃん・・・。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。 とちょっと心配になるラストでした。 |
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できれば今後、巧や豪たちの心情やこれからも詳しく知りたいと思いました。
- from 藍色 -
お返事&TBが大変遅くなりまして申し訳ありません!
- from 水瀬 涼 -
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