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映画「さくらん」 
2007.04.25.Wed [ 映画
そういえば見ていたので、ちょこっと感想をば。
たぶん辛口です(予告)

監督:蜷川実花・原作:安野モヨコ・音楽:椎名林檎という女心をくすぐる名前が並び、私の周りの女性には「見たい!」という子が多かったです。

・・・私は食指が動かないタイプの映画だったのですが、誘われたし衣装なども綺麗そうだったので行ってみました。

***

舞台は遊郭、身請けを夢みて生きる遊女達の中に一人異彩を放つ遊女がいる。
遊女なんて御免だ、絶対に自由になってやる。
激しい気性のままに振る舞い、どんな折檻を受けてもその意思を曲げない・・・その名はきよ葉。

皮肉なことに、きよ葉は遊女として並々ならぬ資質を持っていた。
視線を投げれば落ちぬ男はおらず、男の望む動作のひとつひとつが手に取るようにわかる。
やがて、吉原一の花魁・日暮となったきよ葉だが・・・

***

なんと言っても、毒々しいまでの色彩美が凄かったです。
金・赤・黒の極彩色に目が眩みそう・・・衣装も絢爛豪華でどこか変わった色もあって面白かった。

水の中でしか生きられない金魚と、遊郭の中でしか生きられない遊女の対比が耽美です。
まるで炎かと見紛う、紅葉も綺麗だったなぁ。

さすが、写真家だなと思いました。素直に。
音楽も、一種演技を喰ってしまうくらいのインパクトがあった。

が、しかし。
見終わって、「いい映画だったな~」という感慨はなかったですね特に。
うーんこれ、現代女性に共感を得られるテーマなんだろうか?

そもそも「男に縋るしかない、男に翻弄される中で最大限に女の武器を使って生きようとする遊女」達に、それに反発する自由闊達なきよ葉を対峙させているわけなんですが・・・結局きよ葉は誰にも勝る「女の武器」を望まずして持っているわけで、それを徐々に受け容れて自分も『遊女』になっていく様が描かれているわけです。

なんかこう、そこがもう最初から「持つもの」が駄々こねてるようにしか見えないわけで婀娜っぽくされても格好良いとは思えないんだなぁ。

むしろ、それだけのモノを持ってるのに!と嫉妬する遊女とか、凛とした笑顔のままに身請けされていく菅野美穂演じる遊女とか、狂おしいほどの恋に殉ずる木村佳乃演じる遊女の方が共感できた。

特に菅野美穂さんの演技は、素晴らしかったです。
本当に匂い立つような色香。
吸い込まれそうな、妖艶さ。見惚れました。
確か、R-12ですよね。納得(笑)

対する土屋アンナはちょっと、『吉原一・目線ひとつで男を殺す』までの色香は感じなかったですね。
映し方によって、ものっすごい綺麗な時もあれば、「ん?」という時もあり。
キャリアのある女優さん達に比べてしまうと、仕方のないところもあるでしょうか。

個人的には、ばっちりメイクで色気満点にしようとしている中盤よりも、素顔に近くなっていくラスト近くの方が好感持てました。
すっぴんの方が、綺麗だよ!!
反転お腹の子を流産してしまい桜の木の下で泣くシーンは真に迫っていて泣けました。

男性陣では、幼少からきよ葉を見守る男・清次役の安藤政信は和装がこれでもかという程に似合っていて影があって良かった。
大名役の椎名桔平も良い男でしたね・・・私だったらここで決めてる(何を)

***

全体的に、映像美は確かに素晴らしいけどしっかりお金払ってまで見なくてもいいかな~という映画でした。

ちなみに、一緒に行った女性陣の中でも微妙~に沈黙が走りましたよ。
「みんなどう思ったんだろ?」
って、探りあいのあの間、嫌だなぁ(笑)
どうせなら、出た瞬間「きゃーーーーもうすっごい良かったね!!」と言いたいもの。

「年明け早々、『愛の流刑地』見てブルーになったけどそれよりは良かったよ」
って言ってました一人は。どんな感想だよそれ!!
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