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女帝 エンペラー(試写会) 
2007.05.29.Tue [ 映画

憎しみにくちづけ、愛に刺しちがえる

皇帝の弟リーが、兄を殺して王位を奪い、皇太子をも抹殺しようとしていた。皇帝を殺された王妃ワンは、密かに想いを寄せていた義理の息子である皇太子を守るため、新帝リーとの結婚に同意する。

憎き男に抱かれながらも、魂は復讐の神に捧げる王妃。彼女への欲望に溺れながら、皇太子暗殺を企てる新帝。争いを憎みながら、父の仇を討つ決意をする皇太子。

・・・遂に、時は満ちた。

ある夜、国を挙げての盛大な夜宴が開かれ、一つの盃に毒が盛られる。果たして盃は誰の手に──?
(*公式サイト(音出ます)あらすじより)



試写会で観て来ました。
女性限定だったのですが・・・・あまり、女性向けという気はしないです。共感するかぁ、これ?
残酷な描写も多め。

原案は「ハムレット」ということですが、母が実母ではないところでもう大きく違う話になっちゃってるんじゃないかな・・・と私は思いました。

衣装が綺麗でしたし、チャン・ツィイーと新帝役の方の演技が好きでしたが、個人的にはいまいち。
中国映画好きな方なら、良いのかもしれませんが。

ワイヤーアクションも「剣舞」など理由あれば綺麗ですが、どこにもかしこにも出てくるとなんとなく違和感が・・・ミュージカル映画で突然歌と踊りが入るようなものでしょうか。
私は好きなので違和感ないですが、嫌いな方は嫌いですよねきっと。
それと同じようなものかな?好きなら気にならないと思いますこれも。

以下、内容に触れてきますのでご注意ください。
(*核心部分は反転しております)





あらすじを読むと義理の息子と不貞を働いていたのかと思いますが(笑)元々二人は愛し合っていて、父に奪われたという設定です。

この辺り、冒頭でさらっと文章で表されるだけなので、感情移入しにくかったですね。二人がお互いを愛していた過去の描写などがあれば、もう少し違ったのかもしれませんが・・・

『復讐劇』という割に、その復讐の根拠を弱く感じるのですよね。
途中の経過が愛の為に必死で憎しみを耐え忍んでいるというよりは、単なる保身のようにも思えたり。
チンニーに向ける嫉妬や最後の陰謀も、一捻りあるのかと思ったらそうでもなかった(そのままだった)ので「知性豊かで強かな女帝」というにはもう一歩という気がします。
最後の方なんて、結局ワンは新帝リーにもほだされて愛情持っていたのかと思いました。よくわからん。
チャン・ツィイーの抑えた演技と感情が爆発するような演技の対比は凄かったです。

息子(ウールアン)の葛藤も微妙でした。
そもそも父を憎んでいないのか疑問でしたし、毒殺の場面を演じるのは「ハムレット」原案ということでそうなのでしょうが、『確証を掴む為』というよりは当て付けにしか見えず駄目男感が満点であります。
あ、ワンと『仮面と演技』について語るシーンは面白かった。

結局、一番見ていて芯が通っていたのはオフィーリアポジションのチンニー。
最初は夢見がちなお嬢さんかと思ったのですが、ワンの真意を鋭く見抜き、ウールアンへの一途な愛を貫き通す様がとても美しかったです。

新帝リーも、ワンへの愛に揺らめき心奪われていくどうしようもなさが良かった。
結局、反転<ワンが自分を毒殺しようとしたことを知ると、最早生きる意味はないとばかりに自分で毒をあおって死んでしまう>のですが・・・私だったら、ウールアンより新帝選ぶわコレ。

最後は、反転<全てを失って女帝と呼ばれる孤独なワンが、何者かによってやはり殺されてしまう>という、巡る因果の虚しさを感じさせる結末。うーんやっぱり、復讐劇なかんじはしないな。
テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画
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